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2009年4月

2009年4月28日 (火)

四股ふんじゃった?

わが家の猫は、今年で13歳になりました。Photo

争いが嫌いでお客さんが大好きな猫。cat
私が寝込んでいた時、いつも側にいてくれた心優しい猫。

灰色の毛並みが柔らかくて触るととても良い気持ち。
でも、去年あたりから時々奇妙な行動をとるようになりました。

フギャーッ!!と大声で鳴き、あちらこちらをうろうろ・・・
そして、時々四股踏んでるような格好。

あんまり変でおかしくて、つい笑っていたら(ごめんね)

気分を害したのか、別の場所に移動し、また四股踏んで力んでいる。
食べた物を吐いてしまったので慌てて始末していると
私の部屋に隠れて力んでいたeye

どうやら、出る物が出なくて困っている様子。
やっと出たのか、いつものような鳴き声。

これが、2ヶ月に1回くらいの割合で起きるようになった。
今まで色んな猫を飼ったけれど、こんな経験は初めて。

獣医師からは、多分便が固いせいでしょう、とブドウ糖を処方された。

13歳といえば高齢で、特に猫は腎機能が衰えが目立つ年齢。
でも、もう少し、長生きして欲しい。

私と一緒にがんばろうね!

2009年4月27日 (月)

無謀なんだから

ちょっと調子が良いとじっとしていられない私。
治療が上手くいったし、体調も良いし、S子さんを駅までお見送り・・・
ナ〜ンていって退院当日も歩き回りました。

Photo_3

そして、さらに翌日、ロンシャンまでの遠出は日程的に無理なので
あきらめたかわりに、ドルナッハへお出かけ。

ドルナッハは、思想家、哲学者として著名なR・シュタイナーの
理念を学ぶための場所で、小高い丘の上にあって理想郷のような所。

日本だと、シュタイナー教育を実践している幼稚園などで行われている
オイリュトミーなどの言葉を耳にした人もいるかと思います。

私に、バーゼルへ行くための後押しをしてくれたTご夫妻が
学び、出会った場所でもありました。

バーゼルからトラムとバスで30分位でした。

ところが、これまた、前回のベルンの時のように、
行きはよいよい、帰りは・・・でした(泣)


小高い丘の上にあるゲーテヌアムと言われる建物は、とても不思議な形状。
建築に関しても独自の思想を持つシュタイナーのデザインです。

Photo















良く晴れて、すがすがしくて心がとてもほぐれていく場所。
あちらこちらにシュタイナーの弟子達の造った建物が散らばっていて
興味をそそられる。

でも、帰りのバスが待てど暮らせど来ない!
かんかん照りの日なたにいたせいか足は冷たいのに頭ガンガンしてきた。

通りがかりの車から、何やらドイツ語で言われるがちんぷんかんぷん。
ようやくバス、トラム乗り継ぎ、バーゼル駅まで戻ったが
熱中症かも??
「ガリガリ君アイスが食べたい!!」と娘を困らせる。wobbly

スイスではまったりしたクリームたっぷりのアイスが主流。
ガリガリ君みたいなアイスをCOOPでやっと見つけた。

宿に戻り、体温を測ると、頭が熱いのではなくて、熱があったのでした。
そして、案の定、この日から3日間は熱のせいで外出不可。

こう書くと、これからPRRTを受けようと思っている人は
皆がそうなるのでは?と、不安になるかもしれませんが
違いますよ〜!!  私の無謀な性格が原因です!


1回目といい、今回もコリナイ患者でした。

そういえば、退院時、熱が出たらすぐに病院へ戻るようにと言われていた。
「何が起こってるのか、知りたいから」と。

おそらく、私のようなのはレアケースなんでしょう。

2009年4月23日 (木)

PRRTの未来

スイスでの治療も終了し、退院前にドクターに質問した時のやりとり。

ドクター:「今回の治療でも、放射性物質が肝臓の腫瘍に取り込まれ ているのが
明確なので、前回同様に、大変効果が期待できる。」
「今回で、2回の治療は終了したが、その効果は数年間持続すると思う。
 もし、今後、また腫瘍が活発化することがあったら、いつでも治療を再開
できるから、連絡してください」


私の心の声:「むむむ・・・費用がねぇ・・・」

私:「私は、オクトレオスキャンを受けていなかったのに、こちらで受け入れて
もらえたのは、何故だったのですか?」

ドクター:「あなたの主治医から、他のデータと共に、肝臓の生検の細胞診データが
添付されていた。それが判断材料になりました。」

私:「では、オクトレオスキャンを受けられない人が、
こちらでの治療を希望した時はどうなりますか?」

ドクター:「残念だけど、オクトレオスキャン無しだと受け入れられない。」

私:「・・・・・・・」

この後で、通訳のS子さんと話した時に、
「おそらくバーゼル大学病院側としては、
ふくろう猫さんの通っているT北大学病院に対して
同じ大学病院レベルということでの信頼を 持っているんでしょうね・・・」 
という意見。そういうこともあるのかなぁ〜・・・despair

帰国して、まもなく17日(金曜日)は外来の予約が入っていた。
主治医に、このスイスのドクターから聞いたことも含めて治療の報告。
私が元気そうだなので、本当に効果を実感している様子。

他の人の治療の道が開かれるかと尋ねると、
「日本では、オクトレオスキャンに対して厚生省の認可が降りていないのが
現状だからね〜」と渋い顔。   
「僕たちも、他の試薬についてももう何年も申請して働きかけしてるんだが、
なかなかこれが動かないんだ。」

私:  「どうしたらいいんでしょう??」
主治医:「患者さんの声が一番だな。厚生省は、患者の声に弱いから。」

私の心の声:「そうか〜、患者同士のネットワークもできていないし、
このまま黙って待っていてもダメなのね・・・、はぁ〜どうしたらいいか・・・」
                  

私のように、思いがけず治療へのルートが開けたケースがあることを
同じ病気の人にもっと知ってもらえたら!!そう思う反面、
やはり、正規のルート(認可されたオクトレオスキャンを受けられること)が
開かれるのが一番理想的。
さらに日本での治療が可能になる
そういう日がいつか来ることを切実に願っています。

今、日本でのガン治療は、私の知り得た情報では
核医学の分野での重粒子線、陽子線治療の推進に力を入れています。
東北でもあと1〜2年後には施設が完成するようですし、
他の都市でも工事中の所があるはず。

そして、一方では、ガンの免疫療法もあらたに開発されています。
東京大学のグループが開発したもの、東京大学ワクチン療法
そして、私達の内分泌腫瘍が対象となっている
大阪大学が開発したもの。(WT1ワクチン)
大阪大学WT1ワクチン

どちらもガン細胞自体が持っている目印(抗原)が
免疫系の働きを刺激し、私達の免疫系の細胞は、
これらを敵として認識してやっつけるという仕組み。

これまで知られていたいわゆる免疫療法とは違うのでご注意!

抗がん剤などに比べて副作用が少なく、週1回程度注射をするだけ。

だたし、今のところ、東京大学が開発したワクチンの治験には
実施する各地の病院で、希望者が殺到しているようです。
対象となるガンは主に肺ガンや消化器系のガン、乳がん、などで、気になる方は
調べてみてください。

対象となるガン、それらを主として臨床試験を実施している病院の所在地など、
PDFファイルでダウンロードするようになっています。

すでに治験を終了したところもあります。

どちらも、今国をあげて新薬の開発に乗り出しているということ。
しかし、おそらく実現は5年後くらい。sad

私がスイスに行くと決心した頃に、
主治医から臨床試験への参加をすすめられたのが
大阪大学で開発されたWT1ワクチンでした。
正直言って迷いました。臨床試験はタダだし・・・、
でも効果の程はまだ分からない。

肝転移の腫瘍がどんどん大きくなっていた私にとって
それは時間とのせめぎ合いです。

その点、PRRTは、
すでにヨーロッパで10年以上治療法として確立していることが
私にとって決め手でした。

まだ、比較的症状が軽くて、転移が無い人は
ワクチン療法も一考の価値ありかもしれません。

2009年4月20日 (月)

ただいま!(病院にて)

前回から、ずいぶん時間がたってしまいました。
写真を一緒にアップしたかったのですが、娘が動画を沢山撮ったので
アップに手間取っています。

もう少し待ってくださいね。

さて、チューリッヒから、バーゼルに移動し、今度は病院附属のHostelに宿泊。
医療関係者や学生のためにある宿泊施設なので部屋代はホテルに比べてかなりお得です。
そのかわりに、土日祝日は朝食無し・・・ああ、ここで大きな誤算が・・・

イースター休暇だというので、10日(金曜日)から12日(日曜日)まで職員は休み。
つまり金曜日は、朝食も、無しshock ということだった!

大学病院には6日(月曜日)11時に入院。
懐かしい?看護士さん達に「wellcome  back!! 」と出迎えられて緊張がほどける。

今回は自力でメニュー選び。しかし、ドイツ語って、というかスイス料理の想像がつかない。
これいいんじゃない?と選んでみたのは、「それは歯の無い人が食べるんだよ〜」
流動食メニューだったのでした。陽気で太っちょの看護士さんに大笑いされてしまった。

さてさて、お昼が運ばれ、娘と二人で味見。
こちらは、歯ごたえ満点!ターキーのお料理。やはり、味付けがショッパイ。

今回は注射は午後になるらしく、その前に前回のおさらい。

涙や鼻水、よだれなどの体液にも放射性物質が含まれるので
一般ゴミとは区別されることや、
トイレの水、シャワーの排水も一定期間貯蔵されることなど。
そして、妊娠の可能性のある女性、6歳以下の子供への接近を避けること。

もちろん恋人同士でもハグはダメよ!(笑)

家族も、2m以上離れていれば同室していてもOKなどなど。

そこに担当医がやってきて、前回の治療の後の経過を聞かれた。
前もってメモしておいたので、熱や痛みなどの反応があったことを伝えた。

初めに採血。
確保した血管にプラスチックの柔軟な針を刺したまま、三つ股になったものを繋いだ。
その中の一つのコックを開き、そこにアミノ酸の点滴開始。

本を読んだりお喋りしていると、もう一人のシャイで寡黙な看護士さんに地下へ
案内される。
廊下で私と同じ治療を受ける男性と合流し、一緒にエレベーターで地下へ。

今回は、カメラを持ち込んだのでその様子はこんな感じ。

金属製の把手のついた箱に入っています。

Photo_5

注射の後、少し酒に酔ったような感じがあったがすぐに治まった。

今日の日程はこれで終了。


病室の窓からは、緑と花が一斉に咲き出した中庭の様子が見え、とても癒される。

日差しの明るさと、夜8時でも明るいのにびっくり。
前回のどんよりした暗い空を見ていた時とは大違いで、気持ちも開放的になった。

2009年4月15日 (水)

チューリッヒ観光

また再びのスイス。

滞在費が気になる私は、入院前はチューリッヒに2日滞在して少しだけ市内観光をし、
それからバーゼルに移動し、翌日の月曜日から3日間入院。
退院後、2日間を静養にあてて、(こんどはおとなしくしてるぞ!)scissors
チューリッヒへ移動して翌日の渡航に備えるという日程を組んだ。

ところが、日本からスイス行きの便に乗ると、同日の夕方に着くことになるので、
一日得したように感じてしまう。
実際は、肉体の疲労はきちんと12時間分溜まっていました・・・

4月3日、成田発10時半のスイスエアーに搭乗。チューリッヒ到着午後3時半。
この日は、ホテルでひたすらこんこんと寝ました。

翌日、前回通訳を頼んだS子さんが市内を案内してくれるというので外出。

大聖堂(グロスミンスター)は、何度か火災で消失し、建替えられて現在の姿。
その内部です。

Photo_3

 


 

内部には、ジャコメッティが描いたステンドグラス。

Photo_4






Photo_2

古い街並みがそのまま。
改築には厳しい基準があるとのこと。
建物の維持に大変で、貸しているのが殆どみたい。

家並みが続く間の細い通りを見て、「ここは、昔豚が通る路だったそうですよ」
とのこと。
ペストが蔓延した理由の一つ、菌を媒介していたネズミだけでなく
昔のヨーロッパでは2階の住居から、残飯や糞尿を通りに投げ捨てていたから。
(うえっ、不潔!)


下の写真は、その昔ローマ軍が作らせた道。

チューリッヒの旧市街は坂道が多くて、こういう風景があちこちに見られる。

Photo_3

湖の近くまで散策し、3大老舗ショコラティエを教えてもらって、娘はおみやげ選びに夢中。






 


街はイースター休暇を前にして、どのウィンドウも兎と卵のディスプレイ。

Photo

うっかりしていたけれど、

私達の滞在中後半の3日間はその休暇のまっただ中wobbly

今日はおみやげと食料を買う日にしよう!

それにしても、春爛漫の日差し。人出も多くてみんなとても愉しんでいる。cherryblossom

私達も浮かれて、小さな観覧車に乗ってみた。


Photo_2

2009年4月 1日 (水)

再び行ってきます

前回の治療から8週間経過しました。
2週おきに採血して確認していた腎機能は問題無し。
明後日から、2回目の治療を受けに行ってきます。

25日、CT 検査を受けたのですが、腫瘍の大きさには変化なし。
今の時期に変化は現われないだろうとは思っていたけれど
気持ちはやっぱり、少し凹みました。

3月に、スイスエアーで予約を入れて暫くしたころに
とんでもないニュースが世界を震撼させました。
北朝鮮が人工衛星を打ち上げると発表したものの、
おそらくミサイルであろうとの予測。

なんと、その日程たるや、私達の渡航日の翌日ではありませんか

間一髪でした。impactdash

東北各地では、迎撃ミサイルの配備がされ、
危機に備えているます。

普段は全く隣国の北朝鮮の脅威を実感しないけれど、
一触即発という状況に置かれていることを実感します。

さてさて、無事に到着したら、
今回は6日の午前11時に入院することになりました。
前回は食事のメニュー選びもお楽しみの一つでしたが、
今回はどうかな?restaurant


前回の体験をもとに、反応を予測して
治療後の日程を少し長めにしたけど
余裕があったら、ぜひとも行きたい場所があります。
建築に関心を持っている人なら憧れの ル・コルビジェ が手がけた礼拝堂。

スイスの通貨は10フランがコルビジェのポートレートなのです。

ロンシャンには、バーゼルからの方が行きやすいようです。
空気、風、その土地の匂い、光りの中に身を置いてみたい!

スイス!今度行く機会があったら、気候の良い時に鉄道の旅をしたいな〜。






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