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2009年7月20日 (月)

後悔

先日、バーゼルのミューラー先生宛にメールしました。

こう書くと、いかにも楽々と英文メールをやりとりしている?
かのように思われるかもしれませんが、
実は、私は高校以来、英語を学んだことがなくて、
町の英会話スクールにちょっと通ったくらい。

そのため、ネットの翻訳サイト、辞書、EX-Wordを駆使しているのです。
この翻訳サイト(無料の)が実に傑作でして
一つ一つの単語を殆ど直訳してるって感じなんですね〜coldsweats01

なので、いったん文章を翻訳してからじっくり読み返し、時にはプリントし、
自分が伝えたい内容に則しているかどうか、辞書で調べ直します。

だってそうしないと、とんでもないんですよ・・・
かといって、始めからスラスラという訳にはいかない悲しさ(涙)

なんだってこの年になってこんなことで四苦八苦してるんだろう???
必要だから。いのちがけだから。

そう!必要なことにはチャレンジするように機会が与えられる。それも容赦なく!

ああ、なんて神様って慈悲深いお方なんでしょう・・・(u_u。)

パソコンの操作もそうでした。
夫が独立して設計事務所を始めた時の第1作目は都市計画の仕事でした。

そのための膨大な資料、そしてプレゼン用のコンセプト作りなどなどで
どうしてもパソコンを使う破目になり、ヒイヒイ言いながら覚えたものです。

初期のMacはすぐにフリーズしてしまって・・というか無茶な操作をしてたので
起動したら、画面にアイコンではなく黒豆腐が並んだことがありましたっけ・・・

しかし、必要に迫られて覚えたことはちゃんと身につくものですね。

昨日、これに関連した話しを娘としていました。

娘が言うには、以前の職場では必要に迫られて最低限のことはやっていたけど
自分に合っているとはどうしても思えないし、できることなら避けたいと思う

それが、お母さんの病気でまた直面する破目になった・・・

なんという巡り合わせ!! 苦手な、イヤ〜な 「経理のオシゴト」

色々な人からその人の人生を聞かせてもらう度にしみじみ思うのですが、
その人の成長のために必要なことは、人生には必ず用意されているということ。

たとえそれが「ガン」のように一見不幸にしか思えないことであっても。

いつかお話したいと思っていたことがあるのですが
それは「クトベルト」という洗礼名だった方のことです。

洗礼名で「クトベルト」という名前は非常に珍しいのだそうです。
この方は奥様ともども40年近くカソリックの信者でした。

私はクリスチャンではないのですが、
ある方を通じて知り合い、博識で愉快な人柄に惹かれました。

数年後、この方は胃ガンを患い、数ヶ月の闘病で亡くなりました。
でも、私は一度もお見舞いに行かなかったのです。

25年前の当時は、まだ子供が小さくて
仕事と保育園の送り迎えでへとへとだったとか、運転が苦手だったとか
心の中で沢山の言い訳をしていましたが、
本当は、死にゆく人を見るのが怖かったのです。

亡くなられたと知らせを聞いた時、心底後悔しました。
教会でのお葬式の時に、神父から洗礼名の謂れを伝えられました。

実際の「クトベルト」という人は、
かつて貧しい修道士で最下層の下働きをする人だったそうです。

司教になっても瞑想と祈りの生活を愛し
健康上の理由で小さな島に隠遁して最期を迎えた人。

Photo_2

私の知り合った方は、カソリックの洗礼を受ける際に
そういう謙虚さを自分も持っていたいと思って洗礼名に選んだそうでした。

そのとき、初めて本当の彼に出会ったような気がしました。
そして、一層深い後悔を心に刻むことになりました。


こうして、自分がガン患者になってみて、はじめて分かったことがあります。

「どんな状態であっても、変わらずに接して欲しい。」

「病気を含めて、わたしを受け入れて欲しい・・・・」

クトベルトさん 

後悔も含めて、あなたと出会えたことで私は変われました。ありがとう。
















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