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2010年2月 8日 (月)

恐怖と向き合う

昨夜、画面に吸い込まれるようにして見ていたのが
NHKスペシャル ミラクルボディー
第1回「滑降」でした。

番組では、冬期オリンピックのダウン・ヒルの金メダル候補
アクセル・スピンダル選手に密着取材していました。

Photo


かつて、彼は時速140キロの速度で斜面を滑空するとき
バランスを崩し顔面骨折などの大けがを負ったそうですが
驚異的な快復をみせ、その同じコースで復活勝利を遂げました。

Photo_3

一度こうした事故を体験すると、人間の脳には「恐怖」の痕跡が残り
消え去ることは無いのだそうですが、
彼の脳は驚くべき処理をして「恐怖」を克服していました。

スビンダル選手の体感している最大速度160キロというスピード感を
リアルに体感する映像で、恐怖を覚えるほどでした。

凡人の私には視野に入るのは雪だけ。そしてもの凄い早さで現れてくるフラッグ。


番組ではマイクロカメラを彼のゴーグルに取り付け、
刻々と動く彼の目の動きを捉えていましたが、
なんと驚いたことに、殆ど瞬きをしていなかったのです!!

およそ1分間の間に2回だけしか瞬きをせず
コース上のあらゆる視覚情報をとらえ、
その対象との距離を、高速で滑降しつつ瞬時に判断していたことが
MRIでの脳科学的な検証で明らかになりました。

Photo_2


「恐怖」から目をそらさず、「直視する」ことによって
彼の脳は別の能力を獲得していたのでした。

素晴らしい驚異的な力。
人間の身体には、まだまだ秘められた可能性があるのでしょうね・・


同じようなことが、自分にも(ひとりのガン患者として)
あてはまるのではないかと思いました。
例えば手術や(私は手術不可でしたが)抗がん剤などの厳しい副作用が
引き金となって一種の「トラウマ」を抱えてしまうことがありますし
また辛い症状が長く続いた後に、ようやく小康状態になっても、
「また、ああなるんじゃないか・・」と、後遺症のようにひきずってしまったり。

一度「恐怖」に囚われてしまうと
そこから離れることはなかなか困難なことですけれど、
スピンダル選手の身に起きたことは、私にとってとても大きな発見でした。

このシリーズは面白いです!!
おすすめ !!


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心と体」カテゴリの記事

コメント

サボテンさん〉はじめまして。コメントありがとうございます。
お母さんの手術が成功して、症状が改善されると良いですね。

オリンピック明日から始まりますね〜。
スケルトンやアルペンなどは恐いもの見たさの一心で見てるかも。

気が向いたら、ときどきのぞいて下さいね〜(*^-^)

はじめまして!
まことさんのHPからこちらにたどり着きました。
数年前、母がふくろう猫さんと同じ病で手術を受けましたが、先日肝転移が発覚、いま再手術の準備中です。

「トラウマ」になって目をそらしたくなる・・・まさにその状態です(苦笑)。この記事が、なんだか気持ちをくんでくださるような内容で、思わず見入ってしまいました。

オリンピックいよいよですね。楽しみです。

またときどき伺います~よろしくおねがいします。

ピンクさん〉医療支援の人たちを見ていると本当に尊敬しますね。
私も何かの役に立ちたくて、「国境なき医師団」に寄付してます。
ちょびっとだけどね・・・


星の砂さん〉冬期の競技はどれもすごいスピードで疾走してますよね〜。
ボブスレーなんかも怖いです!夢見そうです\(;゚∇゚)/


冬季オリンピック見てていつも「コワそ~イタそ~」とテレビの前でビビってます(;д;)

また今週末からビビるんだろな~。

私は、昨日たまたま紳助さんの番組を見ていました。
病気を治すことも出来ない子供や女性を助けるために日本からスーダンまで行ってそこで活躍するお医者さんの話をしていました。
そういう方を気の毒には思いますが、自分の頭のハエも追えないので…。私も何かしてやりたいのですが…。
それにしても日本人も捨てたものではないですね。
テロ支援国家のスーダンまで行くんですからね。
私は「さだまさし」の「風に立つライオン」の歌詞が大好きなのですがその方もこの曲が好きだそうです。
この曲にはモデルに実在の方がいるそうですよ。

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