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2011年3月18日 (金)

被災生活・続報

3月16日〈6日目〉


義弟が生還したのを皆で喜んだ夜、親戚のうちでも消息が分からない人達のことが話題に上った。
石巻の叔父の一人は、足の悪い奥さんの後から避難していて濁流に呑まれていったとのこと。夫はその叔父を捜す為に遺体安置所にも足を運んだのだった。40人位の遺体との対面。かなりしんどかっただろうな・・・しかし、叔父は見つける事ができなかったそうだ。
他にもあの人はどうなったのだろうかと案じる人が沢山いる。

避難所にいる間にも誤報による「大津波警報」をヘリが空中から報じていたとか、こういう時によりによって被災者を無用に動揺させないで欲しい。


16日の時点では、とりあえず電気は使えるし、水も出る。安心してトイレが使える。お風呂にも入れるし、初めの頃に比べれば別世界。
日中の余震はかなり減ったように思うけれど、体感できないものも含めてマグニチュード3〜5レベルの余震が500回近く頻繁に起きていたようだ。

あんまり頻繁に揺れを体験していると、なんだか感覚が変になってしまっていつも揺れているように感じている。
今日はとりあえず差し迫ってやることも無い。昼食はインスタントラーメンに野菜いためを乗せて食べた。その後は、なんだかほっとしたのと疲れがたまっていたのとでみんなコタツの周りで寝てしまった。私もお昼寝。寒いのでセーターを着たままで布団に潜り込む。


いつのまにか、娘と夫がTwitter上でみつけた営業中のケーキ屋さんに行って来たという。
チーズケーキトモンブランを我が家の分と友達の分も買ってきた。Tさんも加わって皆でお茶。
被災中なのになんて優雅なお茶の時間。思いがけない楽しい時間が過ごせたようだ。
夜はカレー。なんだかこんな時のカレーはいつも以上に美味しく感じる。

3月17日〈7日目〉

今日で地震から丁度1週間。
今朝はかなり寒い。ずっと湿り気の多い雪が降り続いている。
朝食はご飯とわかめのみそ汁。

さて、今日は一日低温が続く。どうやって暖をとるか工夫をしなければ・・
できるだけ一部屋に集まっていようとするのだが、長時間お互いに顔つき合わせているのも疲れる。
今日はお風呂を湧かす日にする。近所の友人にお誘いメール。

昼前に、娘のバド仲間がもらい風呂にやってきて、危機一髪津波から免れた話をしてくれた。
なんと地震の当日、仕事で石巻の最も津波の被害が大きかった地区に仕事で行く予定だったのだという。けれど、お父さんが病院で不安定になったため呼び戻されて助かったのだ。

昼ご飯にはみんなでカレー。普段なら殆ど交流の無い義弟と娘のバド仲間が、この災害を生き延びた者同士として同じ食卓を囲んでいる不思議。こういうささやかなことがなんだか楽しい。


夕食はそれぞれの好みのカップ麺と雪菜のおひたし。リンゴ。
夕方、お風呂に相次いで入る。浴槽にたっぷりのお湯!
そこに身体をゆっくり沈めて入るのは、そう、丁度1週間ぶりなのだ。

友人の娘は「おくりびと」の会社の事務をしているので、遺体安置所に派遣されて行く納棺士のはたらきぶりを聞かせてくれた。あらゆる場所でそれぞれの仕事を果たす人がいることを思う。
福島原発で危険を顧みずに働いている技師たち、被災地に派遣されている自衛隊員、消防や警察の人達、そして連日報道陣の前でコメントし続けている枝野さん・・・・

自分たちの身内の消息がわかってほっとしたけれど、遠くの被災地域にいる知人の消息が気がかりだ。
どうかどうか、一日も早く無事が確認できますように・・・・


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コメント

ぶ〜さん〉コメントありがとうございます。
被災しているとはいえ、沿岸部の津波の被害を受けている方々とは比べ物にならないくらい恵まれています。

東京ではデマや風評によって振り回されている人も多いようですね・・
しっかり正確な情報をもって欲しいと思います。
そして、この困難を一緒に乗り切っていこう!と被災地へエールを送ってくださいね。

始めまして。
被災なっさたんですね。
ご家族が無事なのはよかったですね。
東京で被災地の方に何が出来るのか思いをはせています。
考えてるだけでは駄目なので行動を!と。
まだまだ大変だとは思いますがお体には気をつけてください。

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