何度も読みたい本

無料ブログはココログ

« 散歩日和 | トップページ | 小冊子をもらいましょう »

2012年4月 2日 (月)

パブリックコメント締め切り

前回、皆さんにご協力をお願いしたパブリックコメントが閉め切られました。
取り組んでみていかがでしたか?

私はあれもこれもと書きたくなり、なかなかまとめようとすると大変でした。
実は、ある方から例文を提示した方が良いのではないかとのアドバイスをいただいていたのですが、私には、自分のブログにそれらの文書を添付するスキルが無いため、あきらめました。

文章を考えている中で、自分だけでなくNETの患者全体がおかれている状況について思いめぐらしたり、あるいは日本のがん医療全体を考えたり、患者にとって何が必要なのか、何が改善されるべきなのか、考えれば考えるほど、自分の現状認識の甘さを痛感しました。

その意味では、今回のパブコメに意見を提出したことは大変有意義だったと思っています。
ちなみに私の提出したものはこんな内容でした。


ドラッグ・ラグの解消と(仮称)ガン情報センターの充実に関する意見書 

平成18年6月に「がん対策基本法」が成立した背景には、海外における標準治療薬が日本では未承認、または適応外であるために使用できない、いわゆる「ドラッグ・ラグ」の解消を求める多くのがん患者の声がありました。しかし、基本法成立から5年を経過した今なお、残念ながらドラッグ・ラグの問題に直面し、海外における標準治療薬を速やかに使用出来ない患者が少なくないのが現状です。
 また、そればかりでなく、希少ガンゆえにその病気についての知識、標準治療についての認識を持たぬまま診療にあたる医師が大多数を占めている現状があり、救急で入院した場合に禁忌とされる治療を受け、生命の危機に陥った患者の存在があります。こうした患者の救済のために、的確な診断治療を行える専門医の存在や病院の情報を無償で提供する機関の設立を切望し、以下の対策を求めます。


1.がん対策推進協議会において、未承認薬や適応外薬のドラッグ・ラグの解消に向けた進捗状況を適宜把握するとともに、ドラッグ・ラグの解消に向けた提案を必要に応じて行うこと。

 ○がん対策推進基本計画において、未承認薬のみならず、適応外薬に関わるドラッグ・ラグについての状況を明らかにするとともに、その数値目標を定めること。

 ○未承認薬に関しては、企業による治験や国際共同臨床試験などが円滑に進むための体制整備を進めるとともに、研究者主導で行う臨床試験においては、ICH-GCPに基づく臨床試験が行われること。

 ○適応外薬に関しては、内外の知見に基づいて適応症以外の有用性が明らかになった際に、速やかな承認に必要な施策を行うとともに、抗がん剤のみならず支持療法薬に関する検討も行うこと。

 ○現在、有効とされる治療薬は昨年末に承認されたエベロリムスのみであり、病気の進行状態によっては治療が難しく、代替となる治療がない患者に対して、海外での標準治療薬への早期アクセスの保証と人道的な観点から、コンパッショネート・ユース制度の導入を行うこと。


2.国立ガン研究センターがん情報センターのさらなる充実への要望について

 ○がんの告知を受けた患者や家族が最も必要としているのは、病気への正しい情報と専門医、病院の情報です。アメリカにおけるNCIがそのモデルとして適していると考えます。
がん情報スペシャリスト(電話相談によるがんに関する相談に答える為に研修を受けたスタッフ)が常駐していること。

 ○国立がん研究所内に設置された機関として公正な情報提供が行われること。

 ○先進治療に関しては、どこでどのような治療が受けられるかを、患者や医療者に十分認知されていない現状にあるため、希望に応じた情報の提供が行われること。
 


にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
にほんブログ村

« 散歩日和 | トップページ | 小冊子をもらいましょう »

J-NET(神経内分泌腫瘍)」カテゴリの記事

コメント

サリーさん〉パブコメは殆どの方が初めてでしたし、要領が分からない点も多々ありましたね。
眞島さんからせっかくいただいた例文を提示することができず、とてももどかしかったです。

実は、私の文章は乳がんの患者さんのものを下敷きにして書きました(汗)
患者もそれなりに勉強しなくてはいけませんね。痛感しましたよ〜

みなさんがブログなどに掲載されてるパブリックコメントを拝見して、
自分自身の勉強不足を痛感しました。

私も書いて提出はしたのですが、内容は貧相なものでした。(汗)

これを機に、患者同士でももっといろいろ議論して、
改善に向けて要望書を作るなどの活動について、
考えていければ・・・と思いました。

おそらく、個人で提出するよりも団体として提出したほうがインパクトも違うでしょうし。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 散歩日和 | トップページ | 小冊子をもらいましょう »